徹底解析!ティファニーダンク真贋鑑定【偽物FAKE・本物Real NIKE DUNK SB】

皆さん、こんにちは。

見習いstreetです。

 

さて、今回は私のTwitterをフォローして頂いてる方は承知かと思われますが…

 

先日ヤフオク!で落札購入したティファニーダンクが届いたら偽物だった!!

この件について

口だけではなくガチで偽物だよ!

という証明のために真贋鑑定を独自にやらせて頂きます。

 

もしご自身のDUNKが

偽物かも…

と思われてる方が居りましたら一緒に比較していきましょう。

真贋鑑定比較に使う近い年代の同じ生産国のDUNKと並べてみる

真贋鑑定比較に使う近い年代の同じ生産国のDUNKと並べてみる

飾っていてすぐ取り出せたSB DUNKを3足持ってきました。

左から

・NIKE DUNK HIGH PRO SB SUPREME (スタイルコード:307385-141)生産国中国、2003年11月リリース。

・NIKE DUNK LOW PRO SB(スタイルコード304292-302)生産国中国、2003年6月リリース、通称ハイネケン。

・今回の主役、偽物ティファニーダンク。
本物は2005年8月リリースのメイドインチャイナで、実際はティファニーとのコラボではなくスケーターブランドのDIAMOND SUPPLY CO.(ダイヤモンドサプライ)とのコラボスニーカー。
そのためシュータンタグにはロゴのダイヤモンドのデザインがあしらわれているが、色がティファニーティファニーしているため、通称ティファニーダンクと呼ばれるようになった。

・NIKE DUNK LOW PRO SB(スタイルコード:304292-061)通称ブラックデビル(レッドデビルの反転カラー)、MAID IN CHINAで2003年リリース。

以上のダンクらと比較検証を行っていきます。

 

…と思ったのですが、ハイとローではあまり参考にならないと思いましたのでDUNK HIGHのシュプダンは比較対象から外しました。

 

で、まず上の4足並んだ状態の画像を見た時点で

既に偽物だと分かる人はDUNK見慣れている方でしょう。

私も箱から出してすぐ違和感を感じました。

 

え、どこ?

と気付かなかった人のために答え合わせをしていきます。

アッパーの通気口に注目

まず主役の偽物ティファニーダンクを見てください。

まず主役の偽物ティファニーダンクを見てください。

多数の穴に注目です。

 

 

…あれ

別の部分のおかしなところを見つけてしまいました。

アッパーのティファニーブルーの生地の部分、革じゃないですね。

 

革のシワかと思って見ていたら、スマホ画面とかのフィルム貼ったときに空気入っちゃったような痕ですわ…。

これ、合皮か何かの上に水色のシート張り付けてあるだけですね…ビリビリ剥がせそうです。

本当に粗悪品ですなぁ…。
※本当の革であれば左のハイネケンダンクの白い部分の生地のようにレザー特有のシワができます。

 

おっと、話を戻してアッパーの穴にご注目くださいね。

 

ドン!っとハイネケンダンクのアッパーの穴と比べてみてください。

ドン!

っとハイネケンダンクのアッパーの穴と比べてみてください。

違いに気付きましたか?

 

 

そうです、穴の大きさが違いますね。

リリースした年が近くて(できれば同年のものと比べたいところだが)生産国が同じ国であれば、同じ機械・手法で製造されており、縫合や穴をあける機械も同じになるので縫い目、穴の大きさ、位置が違うのは偽物だと捉えることができます。

リリース年が近くても「生産国が違う」と製造に使う機械も別のものになるため出来上がり細部が異なりますので比較対象にするのはやめましょう(中国製をインドネシア製やブラジル製と比べない)。

よくある偽物のアッパーの特徴

よくある偽物のアッパーの特徴

また、1985年オリジナルやブラジル製以外のDUNK固有の特徴として上の画像のように一部の穴のあけかたに特徴があります。

AJ1はすべての穴が均等間隔であけられており、それの偽物を作る工場がDUNKの偽物を作る際に同じものを使うためDUNKなのに均等間隔で穴があいている偽物が多く存在しているのです。

この特徴は結構有名で、DUNK好きの人は古着屋や通販ではまずアッパーの穴を確認する人が多いですよ。

1990年代~現在のダンクでもこの穴の位置は共通しているため、現行の新しいダンクでも比較できるポイントです(上でも述べてますがオリジナルやブラジル製を除く)。

今回の偽物ティファニーダンクは穴の位置は工夫されていましたが、穴の大きさが手抜き工事でしたね。



アッパーの黒い部分は型押しレザーのはず

アッパーの黒い部分は型押しレザーのはず

本来のティファニーダンクのアッパーにはクロコダイル柄の型押しレザーが使用されています。

型押しレザーとは本革に型を押して柄を付けたものです。

 

 

のはずなんですけどね…?

何ですかこれは?

レザーって動物の革ですよね、天然素材ですよね。

ビニールのように破けて、テカテカの光沢があります。

アジやサバのような青物魚ならまだしも、革がテカテカに光反射しますか?

明らかな人工物です。

 

さらに…

さらに

 

・・・

 

ぺりっとめくれちゃいやん!

ペリっとめくれます。

レザーって使い込むと少しずつ削れていくというか、そんな感じですよね…。

これはクロコダイル調のシートが貼られているだけで、ペリペリとシールのように剥がせます。

材質が違い過ぎますね…。

こんなのを本物と意気込む自称ナイキ元社員(出品者)、ある意味凄いわ。

※偽物ティファニーダンク出品者とのやりとりで、私よりナイキについて詳しく、ナイキに真贋鑑定済みで、自分は元ナイキ社員なんだと意気込んでおられた。

他の部分の参考ペリペリ画像。

他の部分の参考ペリペリ画像。

これ見てナイキが本物っていうわけないでしょうに。

 

では続けて偽物をより偽物と信じれるように見ていきましょう!

アウトソールをチェック

アウトソールをチェック

ヨイショっとひっくり返してみました。

減りやすい踵部分にしっかりシューグーが塗られてますね。

偽物なのに。

 

出品者がこんな粗悪品を大事そうに履いていたと思うと笑える通り越して可哀そうに思えてきた…。

周りの人たちにも

「ティファニーダンクじゃん!すげー!!(偽物ださ…)」

とあげられてたのでしょう。

 

っと、失礼!

話が逸れました。

ついつい、出品者のことになるとアツくなってしまいます。




アウトソールも真贋鑑定の際はよく特徴がでますので見ていきましょう。

アウトソールも真贋鑑定の際はよく特徴がでますので見ていきましょう。

ハイネケンダンク(右の白ソール)と並べてみました。

私も基本的にスニーカーは履くタイプなのでほとんどの靴にシューグー塗ってます。

シューグー塗って保護するのは偽物出品者と同じですね!

私は偽物には塗りませんけど。

 

さてどうでしょうか。

見比べてみて違いが分かりますでしょうか。

 

 

それでは答え合わせをしていきましょう!

分かりやすくなるようにハイネケンのソールに相違のある個所を赤く塗ってみました。

分かりやすくなるようにハイネケンのソールに相違のある個所の一部を赤く塗ってみました。

凹凸の幅というんでしょうか、平坦な範囲が偽物は狭く本物は広いですね。

この観点で全体を比較するともはや全部違って見えますよ。

 

お次はブラックデビル(赤ソール)と比較してみてみましょう。

お次はブラックデビル(赤ソール)と比較してみてみましょう。

やはり同様に違いますね。

先ほどの比較画像を見たあとだと偽物の特徴が露骨に分かると思います。

 

さらに細かいところを見ると、偽物の赤丸で囲った部分と本物を比べてみてください。

三角のへこみの広さまったく違いますね。

偽物はいくら似せて作られたからといって、同じ機械・手法で造られなければ同じものにはなりません。

偽物にグレードがあり「本物と見分けられないグレード」とかいうもあるみたいですが、ちゃんと見ればまったく違いますよ!

ヒールのチェック

ヒールのチェック

アッパーのヒール部分にも露骨に偽物の特徴が出ていたので紹介します。

DUNKのヒール部分は赤丸で囲っている生地全体を指し、アイスティ(シューレースを穴に通す部分)から反対のアイスティまでぐるっと一周踵をカバーしているところです。

赤丸部分に注目して頂き、上のハイネケンと比較してみてください。

明らかに生地がはみ出ているのと、縫い目がめちゃくちゃ粗いことがわかりますね。

 

では、ブラックデビルとも比較してみます。

では、ブラックデビルも同じ観点で比較してみてください。

やはり全然違いますね、まるで別物です。

 

シュータンチェック

お次はシュータン(足の甲の部分を保護する部分)を見ていきましょう。

お次はシュータン(足の甲の部分を保護する部分)を見ていきましょう。

ブラックデビル、ハイネケンと並べてみました。

これも分かりやすい、もはや一目瞭然に偽物とわかります。

 

そうです、シュータンの長さが偽物ティファニーダンクは短すぎますね。

本物二足はシュータンが長く、ずっしりとした重さを感じるように見えますが、偽物は短く突っ張った感があり、ずっしりとしておらず詰め物のせいで垂れ下がることなく上を向いています。

シュータンの厚みについてもSB DUNKは真偽の特徴が出る部分です。

SBはスケートボードを指しており、スケボー時に厚みのあるタンでしっかり足をホールドするようになっています。

偽物はSB仕様など知ったことかと厚みのないタンのものがあります。

シュータンタグ・ラベルをチェック

シュータンタグ・ラベルをチェック

シュータンタグにはコラボした「DIAMOND SUPPLY CO.(ダイヤモンドサプライ)」のロゴであるダイヤモンドがあしらわれているのですが…

ダイヤの上部がシュータンに縫い付けられており隠れて見えなくなってますね…。

コラボでこんな作りはまずいでしょう…相手方に大変失礼です。

エラー品ならともかく基本的には絶対こんな雑なつくりにはなりません。

雑な部分が露骨にあるのもコストをケチって作る偽物の特徴ですね。

シュータンタグの裏も見てみると…こっちも酷いなぁ!

シュータンタグの裏も見てみると…

こっちも酷いなぁ!

NIKE AND THE~部分が縫い付けられていてよく見えません。

 

シュータンタグはハイネケンとブラックデビルとはデザインが別で比較ができないため、履き込まれた本物画像と比較してみましょう。

これが本物の履き込まれたティファニーダンクです。
pic.GOAT

これが本物の履き込まれたティファニーダンクです。

型押しレザーは本物の革ですからどこもペリペリテカテカに割れたりしていませんし、やはりシュータンタグはしっかり余白があって縫い付けられてますよね。

ダイヤモンドサプライロゴも見切れることなくしっかりと見えますし、裏面のNIKE AND THE~部分もちゃんと見えます。

さらにこの画像と比較してもらいたいポイントが他にありまして!



スウッシュチェック

スウッシュチェック

本来のティファニーダンクのスウッシュ(NIKEのロゴ)は合皮でできており、経年劣化で剥がれます。

上の履き込まれた本物画像の銀色スウッシュがぼろぼろに剥がれているのがその証拠ですね。

 

で、この偽物ティファニーダンクはというと、アッパーがペリペリテカテカに割れるくらい履き込まれているというのにスウッシュがほぼ無傷なんです。

また、合皮であればたとえ未使用で保存していても経年劣化でベタついてきますが、この偽物は触って確認してもまだまだ全然硬く、劣化しておりません。

合皮でもないのかもしれません。

ビニール?

ビニールも経年劣化で破けたりしますし…

この偽物は作られてからまだ数年ぐらいしか経ってないのかもしれませんね。

さぁ、まだまだ行きますよ!

偽物のシューレースを通す赤丸部分でも真偽判定できるポイントです。

偽物のシューレースを通す赤丸部分の箇所でも真偽判定できるポイントです。

本物と取り付けられている位置が違いますね。

この偽物の場合、若干上の方に設置されています。

今回のに限らず偽物はこれの位置が上の方にあるのが多い気がしますね。

内タグチェック

偽物ティファニーを確認する前に本物タグを見ていきましょう。

ついにやってきました!真贋鑑定の肝!

内タグでございます~!

偽物ティファニーを確認する前に本物のタグを見ていきましょう。

まずはハイネケンの内タグです。

文字のフォント、太字部分や余白などをよく覚えておきましょう。

MADE IN CHINA!

 

ブラックデビル内タグ

次にブラックデビルの内タグです。

数字とかが変わっただけで、フォントや余白はハイネケンと同様ですね。

こちらもティファニーダンクと同じくメイドインチャイナです。

それでは、偽物ティファニーのタグを見ていきましょう!

それでは、偽物ティファニーのタグを見ていきましょう!

笑っちゃうくらい別ものですねw

「050507」の位置が違う(本物は上のFABR~のFとAの中間から)。

Ⓒが違う。

US UK EUR CMが太字。

バーコードと下の07-26-05に余白がある(本物は余白がない)。

というかフォント(文字の書体)が違うので全部違う!

 

もはや皆さんも偽物にしか見えなくなってきていると思いますが、タグが違うというのは絶望的ですね。

偽物確定です。

 

とはいえ、今回は徹底解剖していきますのでまだまだ見ていきますよ~!

インナーソールをチェック

左の右足インソールが偽物ティファニーのもの。

右の左足インソールがハイネケンのもの。

形状がまるで違うのと、ハイネケンの方がリリースが古く、踵の白いAirが加水分解でザラザラしていて粉が舞うのですが、ハイネケンよりリリースの新しいティファニーのAirは無くなっています。

そもそも無かったのか…。



中底の縫い目チャック

中底の縫い目チャック

中底の縫い目にも真偽の特徴が出やすいため見ていきましょう。

靴全体の縫い目も同じ機械で縫合しない限り差が出る部分です。

今回もまずは本物であるハイネケンとブラックデビルから見ていきましょう。

まずは上の画像はハイネケンのインソールを取った中底のヒール部分になります。

写真撮るまで気付かなかったのですけど、たぶんすね毛だとは思いますが太くて縮れた毛があり景観を損なうためモザイク処理しました。

恥ずかし!

これの縫い目をよく覚えておいてください。

 

次にブラックデビルの中底。

これもハイネケンと同じ方法で縫われていますね。

 

そしてお次が…!

バーン!

っと偽物ティファニーダンクの中底!

なんだか中底の縫い目の上に丸く輪っかのように縫われた跡がありますね。

中底の縫い目は間隔が少し広く、そして糸も細いので別物と分かります。

 

以上、隅々まで比較してみました。

ちなみに、ここまで比較しておいて絶対ないと思いますが他の人が見て

何いうてるん、本物やんこれ

と万が一でもなったらイヤだなぁと思い

フェイクバスターズにクイック鑑定の依頼を出してみました!

やはり思っていた通りのFAKE鑑定が出来ましたね。

今まで鑑定サービスあまり信用してなかったんですけど、今回とても対応が良かったのでまた何かあればぜひ利用させて頂きます!

 

ということで、もし手持ちに偽物かも?と思うDUNKがあればご参考くださいませ!

それからそれから

この偽物ティファニーダンクについてはヤフオク!運営にも相談をしており、運営側からお見舞い制度の案内がきました。

この偽物ティファニーダンクについてはヤフオク!運営にも相談をしており、運営側からお見舞い制度の案内がきました。

お見舞い制度の申請には商品回収があって、運営側に商品を送って審査してもらい偽物と認められればヤフオク!が支払った金額をお見舞い(限度額30万円)してくれるというもの!

商品は届いた状態に戻して送って欲しいとのことなので届いた箱に戻します。

偽物ティファニーダンクの出品者は「自分は元ナイキ社員」と言い

「その辺のなんちゃって鑑定士の鑑定は無視します、ナイキ正規真贋鑑定のみ信用します」

などと述べておりましたがスニダンは利用するんですねw

 

お見舞い制度の結果や、出品者とのやりとり、その後のヤフオク!への相談の仕方などはまた別記事にします。

皆さんももし偽物掴まされても絶対にあきらめないでくださいね!

それでは、また。

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