Nike Dunk HEINEKEN(ナイキダンクハイネケン)について詳細まとめ

今回はナイキのスニーカー「ダンク」で超有名・人気の「ハイネケン」モデルについてお話しいたします。

ハイネケンダンクについて

名称:NIKE DUNK LOW PRO SB

カラー:CLASSIC GREEN/BLACK-WHITE-RED(クラシックグリーン-ブラック-ホワイト-レッド)

コード:304292-302

発売日:2003年3月5日(日本国内発売は2003年6月20日)

生産国:CHINA(中国)

定価:13,500円

 

NIKE SB(ナイキエスビー)ではなく、NIKEのDUNK SBですね。

SB人気の立役者ともいえる名作ダンクでございます。

 

HEINEKEN(ハイネケン)と呼ばれるのはオランダビールの「HEINEKEN」とコラボしたから…

 

という訳ではなく!

 

当時のNIKEが勝手にHEINEKENをイメージして緑白の配色赤の星マークを刺繍で配置して作っちゃったモデルです。

当時のNIKEが勝手にHEINEKENをイメージして緑白の配色に赤の星マークを刺繍で配置して作っちゃったモデルです。

そりゃ、何も聞いていないオランダビールのHEINEKENは

 

「何やってんねん!」

 

とNIKEと色々と揉めたとか…。

 

おかげで生産数も少なく、今後復刻も絶望的な背景もあって現在の人気に繋がっているのかもしれません。

ちなみに私の当時の記憶だと国内販売数は確か800足未満だったと思います。

世界でも3000足も無いんじゃないでしょうか。

偽物は多数存在しておりますけれどもね(苦笑)。

 

そして、特にコラボしたという訳ではありませんが、

カラーリングから「ハイネケンダンク」とコレクター達からいわれるようになったモデルでございます。

実はNIKEの正式名称は「STAR DUNK」でして、ハイネケンは名称にどこにもないのですよ~。

StockXやGOAT等のリセールサービスサイトではアイテム名に「DUNK LOW PRO SB HEINEKEN」と書かれているのがちょっと面白いですね。

 

箱(BOX)について

 

こちらがハイネケンダンクのオリジナルボックスになります。

こちらがハイネケンダンクのオリジナルボックスになります。

よくオークションやフリマサイト、アプリ等で

緑のラベルが左下に貼られているものを見かけますが

それは買ってはいけないやつ(質の悪い偽物)ですのでご注意ください。

本物は画像の通り、センターにラベルが貼ってあるのが正しいです。

銀箱、緑ラベルセンター貼りではないハイネケンダンクは本来ありません。

 

シューズ本体

アッパーは緑色のスウェード生地と白色のレザー、黒色のスウッシュ、外側のかかとの辺りに赤い星型の刺繍があります。

スウェードの緑は珍しいカラーでよく目立ちますね。

経年で色褪せやすい部分です。

ソールはアウトソールが白、ミッドソールがスウェードと同じ緑色となっております。

これがまた曲者で、経年で今後ソール交換をしようとした時に代わりになるダンクが無い珍しい配色のソールをしておりますね…。

2021年にリリースされたDUNK NIKE BY YOU(旧NIKE iD)でもそんなカラーは作れませんでした…。

今のところは代わりがきかないため、履かれる方はシューグー等を塗り、極力ダメージを減らしながらソールを大事に履きましょう。

 

タンは厚タンですね。

NIKE DUNKは薄いのですがSBは厚タンになってきています。

これはスケートボードをする際に足をしっかりホールドするためにこのような設計になっているのでしょう。

 

アッパーのホール(通気の穴)は通常のDUNKと同様になっており、一部分が均等の距離で空いていない場所がありますので真偽の判断にもなります。

これについては別記事でしっかりと紹介したいと思います。

 

紐・シューレース

赤い丸紐と緑の替え紐が付属しています。

偽物は丸紐じゃなかったり、丸紐であってもやはり本物とは厚みが違ったり、色も若干異なります。

 

真偽の見定めのコツ

上述したポイントをしっかり確認しましょう。

箱のラベル、アッパーのホール位置、各パーツの素材やカラーに差異は無いか、シューレースの違い。

この辺りが本物と差異が無ければ安心して買えま…

すと言いたい所ですが、最後に真偽の判断で気にして欲しいのは「縫い目」の確認を忘れないようにしましょう。

いくら各パーツが精巧に作られたよくできた偽物でも縫い目は同じ機械で縫わない限り同様の縫い方はできません。

 

箱が無い、シューレース紛失して違う紐を付けた等も怪しいので本体が良くできていても買わない方が良いです。

 

また、StockXやスニーカーダンク、モノカブ等の鑑定サービス付きのサイト・アプリで買いましたというのもタグや納品書があるからといって現物をよく見ないで買うのはやめましょう。

タグや納品書は偽物に付属していることも今では少なくなりません。

自分でよく見て購入するようにしましょう。

 

もし、どうしても自身で真偽の判断ができない場合は上記リセールサービスで新品を購入して鑑定を通ったものを手に入れるのが良いでしょう。

2021年6月のハイネケンダンクの新品の相場は約45万円とかなり高騰しておりますけれど確実に正規品を手に入れる方法です。

 

とても人気があり、偽物が多数存在するモデルです。

購入の際にはどうぞお気を付けください。

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