先日、アップルコンピュータースニーカーの話をしたのだが
今回もそこに出てくるカスタムスニーカーブランド「Foxtrot Uniform(フォックストロットユニフォーム)」のお話。
っと、その前にさらに先日1985年オリジナルのタイガーダンクをオークションで落札した。
見習いstreet タイガーダンクを買う!
タイガーダンクの基礎的な説明もしているので「タイガーダンクって何?」という方もぜひご覧ください。
それで、このタイガーガンクを落札して気持ちの高鳴りが鳴り止まぬ内に
なんとFoxtrot Uniformでタイガーダンクカスタムの受注生産
をしはじめたんですね…
買うでしょ!そりゃ!!
てな訳でドドーン!と3箱届きました。
箱はボコボコで破れてすらおりますが、海外発送品の箱の状態なんて気にしちゃいけません。
もっとヒドイ状態なものも届いたことあるので慣れっこです。
Kentucky Wildcats SMU Dunk Hi(ケンタッキーワイルドキャッツダンクハイ)
まず一足目は純粋なケンタッキー大学のスクールカラー白×青のタイガーダンクカスタム、$599。
スニーカー自体に黄ばみや痛みを加えた「ヴィンテージ加工」なのだが箱の中紙もズタズタに破れておりバキバキの経年劣化を演出している(違うだろ)。
替え紐はFoxtrot Uniformの薄紫の物がタグと一緒に付いていた。
Foxtrot Uniformはカスタムスニーカーブランドというより日本ではシューレースブランドという認識が強いように思う。
シューレースだけスニーカーショップで取り扱いあったりしますので。
Blackcat SMU Dunk Hi(ブラックキャット ダンクハイ)
「もしケンタッキー大学の強豪バスケットチームが全員、白×黒のバッシュを履いて試合をしたら?」
というコンセプトのもと制作された一足、通称「黒猫」$649。
空想の一足であり、実際にあったわけではない嗜好のスニーカーであり、興味がある人はとことん好きになる反面、オリジナル以外興味ないという人にとってはなんでもないスニーカー(といってしまうと3足全部アウトなんだが)。
個人的に「タイガーダンク」というジャンルに興味深々なのでこれは全然あり!
むしろこのカラーパターンはなかなか無く、とてもかっこいいですね。
よく見かける白×黒ダンクとも被らなくてナイス!
Kentucky Wildcats SMU Dunk Lo(ケンタッキーワイルドキャッツダンクロー)
こちらは実際に実在していたタイガーダンクのLowモデルカスタム、お値段$1,049。
ローなのに一番高額なのはベースにするスニーカーが2020ケンタッキーダンクローであることは簡単に想像ができた。
元々高額なプレ値が付くスニーカーをフルカスタムした嗜好の一足である。
3足並べてみた
いや~、良いですね最高です!
一足ずつ見ていこう
まずは黒猫から。
白と黒のコントラストが非常に良い。
ヒール側。
ケンタッキー大学のバスケットチーム「Wild Cats」から「CATS」の文字がデザインされている。
シュータンタグはもちろんタイガーダンク!
靴の色に合わせて白地に黒のデザインだ。
上の動画でも解説しているが、このタグのネコ科の生き物は虎ではなく山猫。
バスケチーム「WildCats」のシンボルがヤマネコだからである。
虎が吼えているように見えることから日本では「タイガーダンク」の愛称で呼ばれることになっただけである。
1985年オリジナルのタイガーダンクタグ
30年以上経過していて薄れてしまっているが、まだしっかりと確認できる。
画像をくっつけてみて比較してよう。
全体的に少し縦長に見える、特に「NIKE」の文字が縦に長い。
完全再現というわけではないようだが、ここまで寄せて作れるのも凄いものだ。
こちらはシュータンの裏側。
タンタグの裏には「CUSTOM PRODUCTS」の記述が。
しっかりとカスタム製品であることを謳っている。
靴の中には元になったNIKE製のタグがあった。
スタイルコード「DD1399-105」といえばDunk High Championship Whiteだ。
となると元はスウッシュは黒、サイドのクォーターは白色だが上手に反転カラーで塗られていることが分かる。
お次はダンクハイを見ていこう。
シューレースは元の青いものと、替え紐にオリジナルを彷彿とさせる薄紫色のものが付属していた。
履くときは替え紐の方に変えて履くつもり。
シュータンタグもやはり黒猫同様少し縦長な感じがした。
横から。
アイレット(紐を通す穴)に2つの金具が装飾されている。
これはFoxtrot Uniformのカスタムパーツの一種。
他にも紐に絡めるように装飾するクリップピンなどもあり、海外ではこういうデザインが流行っているのであろうか、日本国内ではあまり見かけない。
ヒール側。
デカデカの「CATS」のテキストが目立つ。
実際のタイガーダンクにもこれと同じようにヒールに「CATS」の文字があしらわれたモデルが存在した。
そのモデルはAir Dunk(エアダンク)といわれ、本来ノンエアバッシュであるDunkのソールにエアユニットを装備したバスケチームのエース選手用に配布された少数モデル。
普通のタイガーダンクでも大変希少であるのにさらに激レアなモデルを彷彿とさせるカスタムだ。
中のNIKEタグ…ピントが合わなくて申し訳ない。
スタイルコード:DD1399-102、昨年(2021)リリースされたダンクハイゲームロイヤルがベースとなっている。
最後に3足目のダンクローを見ていく。
ベースになったスニーカーが2020ケンタッキーダンクローであり、元々がプレ値の付いたモデルだったためまさかの1,000ドル超えの価格で、さらにはこの1足で関税費が約3万もかかったという非常に私を泣かせてくれた一足だ。
カラーはバーシティロイヤルで、Nike Dunk35周年記念にシラキュースモデルと共にリリースされた。
サイドから。
こちらにはアイレットに金具は付いていない。
また、昨日先行してTwitterで画像を載せて呟いたのだが
通関でとまっていましたが、ようやく本日届きました!
早速オリジナルとパシャリ✨
ローのヒール側NIKEロゴが青く塗られていて「?」と思いましたがオリジナルはNIKEロゴが無い真っ青の物でそれに寄せてるんですね~👟
細かいディティールは今度ブログに載せます📝#タイガーダンク #wildcats pic.twitter.com/iRngdjvdVo— 見習いStreet (@minaraistreet) April 26, 2022
ヒールの「NIKEロゴ」の刺繍がアッパーの青と同じ色に塗られていて疑問に思い、ナイキクロニクルを開いてみたところ、オリジナルに忠実に寄せようとしたことが分かった。
ナイキクロニクルエクストラ 1984-1986 (NIKE CHRONICLE)
カスタムスニーカーについては人それぞれ好き嫌いはあると思いますが、ここまで情熱に好きを形にしたFoxtrot Uniformはとても素晴らしい、カスタムの想いに賛同し3足買わせて頂いた。
また、今回の受注生産の際にもう1足黒猫のローモデルがあった
このローモデルはこれまた受注生産の限定Tシャツを購入した人に抽選でプレゼントされる!ということだったので
各TEE複数購入したというのに思いっきり外れ、これまた関税費が重なり私涙目という結果となった(実際は画像以外にもある)。
友人らに配るにしてもまだ余るため、初のプレゼント企画を考えております。
続報をお待ちくださいませ。
予定としては
・送り側、受け取り側お互いに匿名配送
・Twitterフォロー必須、リツイートはタイムライン流れるのは好きじゃないので必須じゃない(しちゃいけないとは言ってない)
・ブログ上のメールフォームでエントリー(リツイート必須じゃないのでエントリーが他の人にばれないようにできれば)
・当たった人にはこちらからメールかTwitterのDMで連絡、こちらから当選者の公表はしない(届いたよ!って写真付きツイートは大歓迎)
を考えています、準備出来次第Twitterで告知しますので少々お待ちください。
準備できました!
下記に詳細を載せましたのでご確認ください。
さすがにスニーカーをプレゼントとはいきませんが、ご興味あればぜひご参加くださいませ!
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