2022年に発売されたNike Dunk High Championship Blue(DD1399-400)。
UNCカラーのダンクハイ復刻!
※University of North Carolina=ノースカロライナ大学
といわれており(むしろ私も言ったが)
これは絶対欲しい!
とリリース当日の9時にSNKRSに抽選にエントリーした。
結果、久しぶりにゴッテム画面を見ることに成功し、4月13日無事に受け取った。
箱を開けてみるとそこには綺麗なノースカロライナブルーが…?
あれ、青色が濃くないか!?
履き続けて20年以上経つ1999年発売のUNCモデルと並べてみる
全然色違うじゃん!
もはや「水色」というカテゴリしか一致していない別モデルに見えてしまう。
公式の画像をお借りして比較してみよう
あれ?
これはまだ青みが薄くて良い感じな気がするぞ。
実際はこれ。
いや~…やっぱ違うなぁ…。
そして公式の解説に
今回、大学バスケットボール用のオリジナルバージョンが復活。待望のダンクが、ハリのある素材を使ったオーバーレイと、伝統的なカラーブロックデザインで戻ってくる。最新のシューズテクノロジーを導入し、履き心地を21世紀仕様にアップグレード。レーザーブルーとホワイトのすっきりとした組み合わせで、80年代の強豪チームを思わせるクラシックな雰囲気に仕上げている。
「大学バスケットボール用のオリジナルバージョンが復活」
「待望のダンク」
「80年代の強豪チームを思わせる」
と書かれていただけに、スニーカー好きなら誰もが「ノースカロライナ」を頭に描くはずだ。
とても期待していたのだが…。
ただ「ノースカロライナブルー」とは一言もいってないというのが、まぁ仕方ないと思うしかないところ。
NIKEさんの商戦に引っかかったといわざるを得ない。
ちなみに上で紹介した1999年のUNCダンクは正式に
NIKE DUNK HIGH LE
スタイルコード:630335-144
カラー:white/carolina blue
と、色に「カロライナブルー」という記載があった。
2022年製のものはカラーがLaser Blue(レーザーブルー)とされており、そもそも色の設定が違う。
せめて2021年リリースのUNCダンクローのUniversity Blue(ユニバーシティブルー)にして欲しかった。
個人的に印象深いノースカロライナダンク
個人的にこのUNCダンクは愛着がありすぎるスニーカーで、その理由としては1999年の当時、ダンクがはじめて復刻される!といった時にオリジナルの強豪7校のスクールカラーが順々にリリースされるのかと思いきや第二弾の復刻だったと思うけど白×赤のセントジョーンズ校カラーと同時に白×水色のダンクが出た。
「え?なんで水色?」
オリジナルじゃないんだ、と思ったことを今でも覚えている。
水色はノースカロライナ校のスクールカラーというのを後に知ったのだが、この水色ダンクを皮切りに1999年には沢山のオリジナルカラーではないダンクがリリースされたのである。
DUNKはオリジナルカラーだけではない!
というNikeによる怒涛の商戦だったのだと今では感じている。
毎月何足でるのか?
といわんばかりにDUNKのバリエーションがリリースされ、今では想像ができないであろうが人気のないカラーは量販店のワゴンセールで安売りされていたくらいだ。
そんなこんなで個人的には99年のUNCカラーには深い思い入れがあったりする。
これだけ色が違うものをUNC復刻とはなかなかいいにくい…。
99年のモデルはこのUNCに限らず、アッパーはスムースレザーが使われていて高級感があって素晴らしく良いのだが「スウッシュが合皮で出来ている」ため経年劣化が目立つ。
今回の2022年UNC復刻といわれたダンクはスウッシュも革で出来ているためその点を補う良い復刻かと期待したのだが…
99年製を隠居させるにはまだ早いようだ。
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